水を1日○リットル以上飲むと痩せる、というダイエット方法。
手軽なダイエットとしてよく聞かれるものかと思います。
環境が変わって食べる量が減ったので痩せるのは当たり前ですが、時には停滞期もあります。そういう時には意図的に水を飲む量を増やします。
これは自分が現役で走っていた時によく使っていました。
マラソンで有名な瀬古さんの学生時代では水を飲むと体重が増えるという指導がありましたし、20km前後の距離を走る学生ランナーなら必要最低限の少ない水分摂取で走れるようにする訓練も必要ですが、基本的に水分は多めに摂ったほうが体重減少には良かったです。
水を飲むタイミングは
・起床時
・練習前後
・食事前後
・風呂前後
・寝る前
・喉が渇いたとき
でした。
練習前後や食事前、喉が渇いたときは身体を絞る時期でなくとも飲んでいましたが、起床時と食後は必ずコップ2杯以上は水や麦茶を飲んでいました(余談ですが食後のコーヒーや緑茶は鉄分の吸収を阻害するとか言われていたので、長距離選手は避けたほうがいいのかも)。
そもそも練習前後ではそれだけで1~2リットルは飲むのですが、そこに普段より少し多くすることが良かったのでしょう。試合前の除脂肪体重の最後1kgが概ね3週間で簡単に落ちてくれました。
当時は理由を知らず、感覚として「練習だけで落ちなくなったら水を飲む量を増やすと落ちる」と知っていたので実践していました。
時は流れて6年後。あれから脂肪は30kgぐらいつきました(笑)
笑ってるけど笑えません。仕事が忙しくて(走るのが面倒で)走れません。そんな時に環境が変わってダイエットすることになってしまい、82~3kgから79kgくらいまですぐ落としました(現在は82~3kgから半年で72kg)。
そこでやってくるのが停滞期。食べる量は減らしてるのに体重が落ちなくなる。頭では停滞期を抜ければ落ちると知っていても、イライラする。停滞期に備えてチートデイを導入する人が多いと思いますが、そんなことをしたら努力しなくなって続かなくなるのがダイエット挫折経験者。毎日がチートデイになってしまう。
努力中にキツイ思いしているときに楽なことをすると、一気に流されてしまうのが人間というもので、流されないような人はそもそもダイエットなんてしなくても自分の体はコントロールできる人です。痩せたいデブはそんな頭のいいことはしない。
じゃ、楽に続けられるものって何だろう、って思ったときにサプリメントに手を出すのはたいてい失敗します(いろいろ使ったけどフォースコリーは現役の時に使って唯一成功した。飲んでから運動するとかなり効果がある。だけど、おなかも緩くなる。引退後運動しない場合はほとんど痩せなかった)。
サプリメントで使って良かったのは運動前に飲むアミノバイタルカプシくらい。発汗量はかなり増える。運動する30分前に飲むと動き出してすぐに身体が熱くなるのを実感できます。
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運動せずに続けたいのでサプリメントはなし。水を飲む量増やしました。
食事前後に飲めば多少おなかが膨れるというのはもちろんですが、水を飲んで、代謝して、汗をかく。これだけでもカロリーは消費します。微々たるものでしょうが、効果はあります。何より楽だし。
この本、最初は水抜きして痩せる話だと思ってましたが、読んでみたら全く違いました。水を飲んで痩せようとする人にはぜひ読んでほしいです。水だけではなく「身体をまわす」ことについて書いてありますが、水を飲んで飲む理由がわかると、より続けやすくなります。
ダイエットを始める人も、続けている人も一緒に頑張りましょう。