「東京都は終電繰り上げよりも公共交通機関の24時間化」インターネットでこんな内容の記事を見た。
欧米の例からどれだけ経済的な効果があるか語っているが、それを日本でやったらどうなるか。確かに経済効果はあるでしょう。企業は残業代を払わずに昼夜問わず労働させることができるようになる。
例に挙げられた諸外国ではサービス残業が発覚したら雇用主はまずいことになるし、そもそも従業員も黙っちゃいない。
でも日本は単純にサービス残業が増える。これまで終電があるから帰れた社員がいつまでも残されるようになることが予測できないものか。未だに残業しないのは悪だなんて言ってる企業があるに。労基だって働きまくっているが全然追いついていないのに。
日本は便利になればなるほど労働時間が増えていく。
携帯電話があれば休みの日にも連絡が来るし、スマホやノートパソコンがあればどこでも資料が閲覧できる。
もちろんパソコンがあるから手書きで起こしてきた帳票類が簡単になるなどいい面もある。が、結局空いた時間の分人を減らして更に別の業務を充てるのでいつまでもマンパワー不足になっている。
もういい加減、価格据え置きのお客様ファーストは辞めて、対価相当のサービス、より良いサービスには高い金を払うようにしてほしい。
