先日合格したので公務員試験のまとめです。
参考にならない場合も多いですが、自分用のまとめも兼ねて。
[きっかけ]
単純で、ありがちな今の仕事への不安と不満。このまま続けるのは危険だと感じています。公務員は人間関係が不安でしたが、民間企業で30代未経験職種で採用するブラックではない所は少ないので、受験にいたる。いわゆる志望理由の本音部分。
公務員の友達は5人とも違う自治体ですが、平日の朝に「野球しようよ」ってラインしたら即有給使って集まったので、きっとホワイト。信じてる。
[受験区分]
行政職(事務)と言われる職種。いわゆる一般的にイメージする公務員で間違いない。経験者採用というと技能職が思いつきますが、事務未経験で受験可能。
年齢は自治体ごとに下限・上限が決まっていますので、要確認。概ね20代後半~30代後半くらいまでが多い模様。規模の大きな自治体は60歳定年まで受験可能な所も多いです。
[流れ]
ES提出→筆記試験(性格検査・論文含む)→個別面接×2
一般的な新卒試験と違い、最初にESで足切りするケースと、新卒同様に筆記試験で足切りするケースとある。配点は様々ですが、どこも面接が高め。
[筆記試験]
テストセンターを狙いましたが、3箇所受けてSCOA、事務処理能力試験、玉手箱(テストセンター型の簡易？)と全て異なる試験でした。
勉強時間は各試験2週間程度。通勤電車でスマホで例題を探した程度なので合計各10時間くらい。参考書の購入や机の上では対策をしていません。学歴はmarch文系なので、特別頭が良いこともありません。
新卒試験はがっつり勉強しないといけませんが、経験者は受験者数がそこまで多くないこと、面接重視のためこの程度の勉強？で全て通りました。(なお、３か所とも足切ラインぎりぎりで通過。)
この程度で通るならもっと早く受ければ良かったと思います。
マーク式はとにかく埋めることを重視。最後時間足りなかったら問題を見ずに、とにかく2を選んでました。運ゲーとも言えます。
専門科目とかあるような所は数ヶ月で受かると思わない方がよいです。ネットには3ヶ月で合格、とかありますが多分私のような筆記が軽いところか、国立大出身などかと。
[面接試験]
コロナ禍のため、グループワークや集団面接がなかったので私には有利に働いたと思う。全員同じ条件ではありますが、向き不向きはあるはず。試験内容は事前に明記されるので読んでおきましょう。
面接で大事なのは自己ＰＲ、志望理由、転職理由(退職理由)、その自治体で何がしたいか、何ができるか。
特に最初の3つがしっかり伝えられれば良し。当たり前のことですが、採用人数も少ないので３つとも端的・完璧にこなす必要があります。最後の2つは自治体のことを調べたかどうかが問われます。はっきり言えば、異動してしまえば全く異なる仕事をする公務員行政職員において、何ができるか把握するのは、そこまで重要ではない。でも何人もいる受験者の中で選ばれるには何かメリットを提示しないといけません。営業と同じ。
志望理由はなぜ公務員→なぜこの自治体と繋げてました。これは新卒も経験者も変わらないでしょう。
現職での経験を絡めてつくりました。
どの自治体も一次面接では自己PRを中心に、最終では志望理由を中心に問われる。ごく普通の面接で、圧迫面接はなし。
対策は市の総合計画と直近年度の政策振り返りのコメント。ここには自治体が何に力を入れていて、どんなことが求められるか書いてあります。
また、無意味な場合もありますが、現地には必ず行っておきましょう。面接での説得力に繋がります。
④結果
最終落ち1
最終合格2
落ちたところは志望理由が弱かった。
受験するまで一度も行ったこともなく、最終で明らかに失敗。
どの受験先でも自己ＰＲは興味を持ってもらえていたので、志望理由が合否の分かれ目となった模様。
⑤その他
面接慣れはしておいたほうが良いです。公益社団法人など受けると、公務員との違いを必然的に学ぶことになるので、面接でも多少楽になる。
また、大抵どこでも「自己PRをしてください」から始まるので、いかに簡潔に得意なところを質問させるように話すか。そのためには最初に提出するESも力を入れます。ここでしくじると、話すことや面接で突っ込まれたときに弱い。
面接当日は電車の遅れも見越して、1時間前には駅前のカフェなどで待機。偶然ですが、人身事故で遅れてその時間帯に呼ばれていた私以外の受験者が遅れていた模様。マイナス評価にならずとも、メンタル面で遅れを取るので余裕すぎるくらいに余裕を持つこと。
民間と違い、面接日の変更はできないので、出張などと重なったら諦めるか腹を括りましょう。
次書くときは面接で聞かれたことを中心に記載します。
