今日は仕事の愚痴である。普段よりも更に価値のないブログだ。
企業の人材育成をサッカーに例えることがある。
個を強くすれば集団は強くなる。そうやって日本代表は強くなったのだと。
これは正しい。集団の仲がいいから、ムードが良いから強いのではなく、集まった個人が強いから、勝てるのでムードが良いのだ。仮に負けても、個が強ければなぜ負けたのか、どうしていたら勝てていたのかがわかっていることも多いので、ムードが保てる。なんなら強いチームでもムードが悪いことなんてよくある。
それを企業にも応用するのは良いことだ。だらだら付き合い残業せずにサッと仕事を終わらせたりすれば生産性も上がるでしょう。残業代もへるし。
でも、いくら強い集団を作ろうとしても、サッカーで10人や9人のチームでは強いチームは作れません。
個を伸ばせば強いチームになる、というのは「最低限必要な人数+交代要員や突発の怪我人の代替人員がいること」を前提としています。当たり前ですよね。
ルールやシステムより少ない人員で対等な相手に勝てるスポーツなんてあるのでしょうか?
じゃ、なんで経営層は仕事になるとそんな当たり前のことが分からないのか。
現場の必要人員を知らないから?現場は人が足りないと前々から申し上げているのに?
人員不足を個の能力でカバーするのは間違っている。ルールやシステムから見直さなければ。