戦国時代が面白い。中学の頃から歴史が好きで、日本史はそのおかげでそこそこ得意だった。「燃えよ剣」や「真田太平記」といった歴史小説も好きだったし、社会人になってからは使える金も増えたので某戦国シュミレーションゲームにはまった。
それまで全く知らなかった武将達の逸話や小話を知ると、特に何かの役に立つわけでもスキルアップにもならないのに楽しくなる。これが知の欲求なのだろうか。英語とか数学とかにこの欲求が向けばもっと違った人生が楽しめた気もするのだが残念ながらそうはならなかった。
最近はまったのが戦国武将の辞世の句。死に場所を求めた彼らの辞世の句は、作品としての出来映えはわからないが心に響くものがある。
「屍をば 岩屋の苔に 埋めてみぞ 雲井の空に 名をとどむべき」(高橋紹運)
「契あらば 六の港に 待てしばし 遅れ先立つ 事はありとも」(大谷吉継)
「限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風」(蒲生氏郷)
最初は意味もよくわからなかったのですが、詠んだときの状況を知ると熱くなりますね。是非調べていただきたい一句です。
単純な印象度合いならば
「昔より 主内海の 野間なれば 報いをまてや 羽柴筑前」(織田信孝)
間違いなくこちらの一句。
もしも歴史が好きで、まだ辞世の句に興味が無い人には是非知っていただきたいですし、ご自身で調べていただきたいものたちです。
コロナが開けたら史跡巡りに行きたいものです。
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